きこえについて

聴力は大切な感覚機能です。私たちは聴力によってコミュニケーションを図り、方向を確認し、身の安全を守っています。
聴力も視力と同じように、年齢や騒音にさらされるなどの環境によって低下していきますが、自然な現象であり、これは耳の機能と深く関係しています。

耳の聞こえの仕組みと難聴の種類

聞こえの仕組み
伝音性難聴

音を伝える伝音系の障害で起こります。
一般的に音を大きくすれば聞き取りやすくなります。

感音性難聴

内耳から脳に至る感音系の障害で起こります。
小さな音は聞こえにくく、大きい音は響いてしまうことがあります。
また、言葉がわかりにくくなることもあります

混合性難聴

伝音難聴・感音難聴の両方が交じり合った症状です。

1分で出来る きこえのチェック 

4つの質問に答え、自身のきこえを確認してみましょう。

●会話をしている時、しばしば聞き返すことがある。
●小さな話し声や、ささやき声が聞き取りにくい。

yes no

●隣の部屋や後方での会話に気がつかないことがある。
●時々、テレビやラジオの音が大きすぎると注意される。
●話を正確に聞き取れないのに、相づちを打つことがたびたびある。

yes no

●電話の声が聞き取りにくいことがある。
●銀行、役所、病院などで名前を呼ばれても、聞き逃すことがある。
●非常に大きな声での会話のみ聞き取れる。

yes no

●大きな声で正面から話をされても、聞き取れないことがある。
●目の前の電話のベルが聞き取れない。

yes no
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